”米麹の甘酒”と”酒粕の甘酒”の違い、去年はじめて知りました。
それまでは、甘酒は初詣のときに神社で飲むぐらいでした。
きびしい寒さのなかでの1杯は、身体があたたまり、ほっとした気分にさせてくれます。
でも、米麹の甘酒には、米麹の甘酒には去年の夏は、ずいぶんお世話になりました。
キッカケは、美容にも健康にも良いから!
動機は単純です。
今年も、猛暑日が続いていますから、
体力に自信が無い方には、特におススメ。
正月に神社でふるまってくれる甘酒は、酒粕の甘酒ですね。
これには、アルコールが少し入っています。
これはこれで美味しくて、それなりの効能があるようですが、
米麹の甘酒は、酒粕とは違った効果があります。
以前、TBSテレビ「この差って何ですか?」で解説していましたが、
米麹の甘みは、ブドウ糖なので、ストレートで身体にはたらくとのこと。
酒粕の甘みは分解されてから栄養になるので、栄養になるまでの時間差があるようです。
つまり、米麹の甘酒は疲労したカラダに即効性があります。
飲むと直ぐにカラダに吸収されるので、疲れた時に飲むと、直ぐに効いてくれるんですね。
米麹の甘酒が、昔から『飲む点滴』と言われているのは、それが理由です。
江戸時代には夏バテ予防に飲まれていたそうですが、
江戸時代の人たちは、現代人よりも体調管理については、
すぐれた知識を持っていたのかもしれません。
昨年の夏、休日の炎天下でした。
突然思いたって、東京・駒込にある「六義園」へいきました。
動機は、”しばらく行ってなかったから”。
もうちょっと、別の場所があったかもしれませんが、なぜか六義園でした。
六義園は、”りくぎえん”と読みます。
入園料は、大人300円、子供は無料! 太っ腹です。
駐車場は、数台~10台前後しか止められない場所が、数カ所。
電車を使えば、山手線駒込駅前に六義園の入口が!
ただし、時期により開けていないことがあり、その場合、園の裏側から入場しなければなりません。
園内は、ゆっくり歩いても、1時間程度あれば十分散策できる広さですが、
なにせ、とても暑い日でしたので、直射日光と遊歩道からの照り返しで頭がくらくらと・・・。
ちょっと脱水症状気味になってしまいました。
ペットボトルを持ってくれば良かったと思いながら、
我慢して出口近くまできて、茶屋を見つけました。
いつもでしたら、ペットボトルの清涼飲料水かアイスを、といったところですが、
”米麹甘酒”の品書きが目に留まり、早速注文!
店のおやじさんが、冷蔵庫のなかから一升瓶を取だし、
透明なグラスに米麹甘酒をたっぷり注いでくれました。
最初の一口があまりに美味しかったので、
一気に飲み干してしまいました。
一気飲みは、甘酒に限らず、どんな飲料でもカラダに良くないのですが、
そんなことは忘れてしまったほど美味しかったのです。
砂糖と違う自然の甘さが、カラダにとても優しく感じました、
あっ、大事なことを忘れてました。
米麹の成分、紫外線にもカラダの中からケアしてくれるそうです!
米麹甘酒、どこかで探して飲んでみようかな。