遺伝子操作の双子誕生で思うこと。どこまで許される?

テロメア

2018年11月29日 21:14

中国で遺伝子操作をした双子の赤ちゃんが誕生しました。

まだ、エビデンスが無いので、本当かどうかわかりませんが、
神の領域に手を付けた、としての非難が世界中から寄せられています。

遺伝子は、すべての動植物の特性をかたちづくる情報の源です。
身体的特徴や性格、行動特性など、生まれる前から持っているデータ。

顔のかたちや、肌の色、髪質や色、目の色、骨格、
性格、病気、IQも?など々々・・・

とにかく、人間としてのすべての特徴や能力の基礎データ。
このデータを書き換えるということは、
別の生物になってしまう可能性も?

遺伝子編集をおこなったのは、中国深圳にある南方科技大学の准教授。

倫理面における中国国内・海外からの非難にもかかわらず、
壇上から、多少笑みを含み得意満面の表情で、
経緯を説明する准教授に違和感が・・・。

生まれてくる子供を、父親からのエイズ感染から守るために、
エイズに感染しないように、遺伝子操作をおこなったとのこと。

遺伝子操作の怖さは、改変した遺伝子がもしかすると、
他の遺伝子に影響を与えるかもしれないということ。

もっと怖いのは、この遺伝子を引き継いだ生命が子孫を残していったときに、
子孫にどのような影響があるかわからないこと。

染色体をピンポイントで操作することにとても驚かされたニュースですが、
技術的には、それほど難しいことではないようです。

自分自身の遺伝子を操作して、
動画にアップしている海外の男性もいます。

だれもやったことが無い、出来ないことを成し遂げたわけではなく、
単に、倫理的に踏み込まなかった領域に踏み込んでしまったということのよう。

もし、遺伝子操作が自由にできるなら、
モデルさんのような骨格、くっきりした目鼻立ち、
できれば肥満遺伝子を取り去って、
髪の毛を増やして、白髪も無くし・・・、
なんて考えた方、いらっしゃいません?

せめて、長くカールしたまつ毛程度にしておいたほうが、
無難???

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